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おすすめ:読書の相棒に選んだのは“誕生日が一緒”の彼|サン=テグジュペリの人生と名作

こんにちは!ほわおぽです🐼♡

新幹線の移動中に、2時間半ほど時間があるので、その間に何しよう?
と思った時に、本を読もう!と思ったのですが…。

じゃあ何読もう?

買ったは良いけどまだ読んでない本か、はたまた読んだけどもう一度読みたい本か。

そこで、自分の本棚から、どの本がいいか選んでいる時にふと、あ!サン=テグジュペリ!
とサン=テグジュペリの本をチョイス!

サン=テグジュペリと私、実は誕生日が同じなんです

今回は、サン=テグジュペリのことについて書いていきたいなと思います♡

フランスの作家であり飛行士であるアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリは、その生涯を通じて文学と冒険を追い求めました。

サン=テグジュペリの作品は、人間の孤独、愛、友情、そして責任感を深く掘り下げ、読む者に大きな感動を与え続けています✨

サン=テグジュペリの生い立ち、彼の飛行士としての経験、そして彼が生み出した代表作『星の王子さま』『人間の土地』『夜間飛行』の魅力について紹介します。

サン=テグジュペリの生い立ちと飛行士としての歴史

アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリは、1900年6月29日、フランスのリヨンで貴族の家系に生まれました。

幼少期に父親を失い、母親によって育てられたサン=テグジュペリは、早くから物語や詩に親しみましたが、彼のもう一つの情熱は飛行でした✈️

サン=テグジュペリは幼いころから飛行機に憧れ、1921年にフランス空軍に入隊し、飛行士としてのキャリアをスタートさせます。

ほわおぽ

6月29日生まれで私と一緒。
そんなことから興味を持ち、作品を読んでいきました📚

サン=テグジュペリは、特に郵便飛行のパイロットとして活躍しました。

当時の航空技術はまだ未熟であり、パイロットたちは過酷な自然条件の中で命をかけた飛行を行っていました。

サン=テグジュペリはヨーロッパからアフリカ、南米への郵便航路を飛び、空を通じて世界の隅々を知ると同時に、自然の脅威と人間の限界に直面します。

こういった経験は、サン=テグジュペリの文学に大きな影響を与えました。

1944年7月31日、彼は第二次世界大戦中に偵察飛行に出かけ、地中海上空で行方不明になります。

サン=テグジュペリの遺体は見つかっていませんが、2000年に彼の飛行機の残骸が発見され、サン=テグジュペリの死に関する謎が少しずつ解明されました。

ほわおぽ

サン=テグジュペリの戦闘機を撃ったとされる方はサン=テグジュペリの作品の読者だったらしく、とても悔やんだそうです…。

代表作①:星の王子さま(1943年)

サン=テグジュペリといえば、何といっても『星の王子さま』。

サハラ砂漠に不時着した飛行士が、ある日「小さな星からやってきた王子」と出会うところから物語は始まります。

王子は、自分の星に咲く一輪のバラに恋をしていましたが、そのバラとの関係に悩み、他の星々を巡る旅に出ます。

そこで出会ったのは――

  • 権力にしがみつく王様
  • 自惚れ屋
  • 酒飲み
  • 実業家
  • 地理学者

…どこか大人の風刺のような登場人物たち。
でも、地球で出会ったキツネとの交流の中で、王子は大切なことを学びます。

「大切なものは、目に見えない。」

この言葉に、心を動かされた人も多いはず。
愛、友情、責任、人生の本質――シンプルな物語の中に深く美しいメッセージが詰まっています。

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アイシャドウパレットやリップなど、見た目も色味も“ときめき”満点です♡

本を読んだ後にこのコスメを使えば、世界観にどっぷり浸れそう。

特にルースパウダーは夏にぴったりのサラサラ仕上がりで口コミでも高い評価を得ています✨

代表作②:人間の土地(1939年)

サン=テグジュペリのもう一つの重要な作品が、1939年に発表された『人間の土地』です。

この作品は、自伝的なエッセイであり、彼の飛行士としての経験に基づいています。

サン=テグジュペリはこの作品を通じて、飛行中に直面した危険や、厳しい自然の中で感じた人間の孤独と友情について深く考察しています。

作品の中で、彼は郵便飛行士としての任務において出会った仲間たちとの交流や、過酷な自然との戦いを描いています。

特に印象的なのは、彼の同僚であるジャン・メルモーズやギヨメとの友情です。
彼らとの強い絆は、サン=テグジュペリにとって重要な意味を持ちました。

また、彼は砂漠で遭難し、死の危機に直面した経験を描写しています。

この経験は、彼に人間の弱さと強さ、そして命の尊さを再認識させました。

『人間の土地』は、冒険の記録であると同時に、人間の本質に迫る哲学的な作品でもあります。

代表作③:夜間飛行(1931年)

夜間飛行』は、サン=テグジュペリの1931年の作品で、彼の飛行士としての経験を元にしたお話です。

アルゼンチン・ブエノスアイレスを舞台にしたフィクション作品ですが、サン=テグジュペリの経験が随所に生きています。

物語の中心は、飛行責任者のリヴィエールと、嵐の夜に任務に就くパイロットファビアン

命の危険を冒しても飛行を続けること、
部下を任務に送り出す責任、
任務と人間としての感情の狭間で揺れる心理――

まさに、命がけの仕事の重さを描いた一作です。

ほわおぽ

夜間飛行は相次ぐトラブルにドキドキハラハラします!

ちなみにこの作品からインスピレーションを受けて、
ゲランから「夜間飛行(Vol de Nuit)」という香水が発売されたのをご存じですか?

なんと、サン=テグジュペリとジャック・ゲランは友人同士だったそうです♡
私はすでに廃盤となったデザインのものを大切に保管しています。おしゃれでとってもお気に入り♡

サン=テグジュペリが教えてくれること

サン=テグジュペリの作品は、冒険や飛行といった表面的なテーマだけでなく、
人間の本質を見つめた深いメッセージが込められています。

  • 孤独や責任感
  • 愛や友情
  • 見えないものの大切さ

サン=テグジュペリの人生そのものが文学であり、作品を通して私たちは「生きるとは何か」を問い直すことができるのです。

おわりに

最初は「誕生日が一緒」という単純な興味から読み始めたサン=テグジュペリの本。
でも、読み進めるうちに、私は彼自身の人生そのものに強く惹かれていきました。

過酷な環境でも使命を果たし、人を愛し、人生に真っ直ぐであろうとしたサン=テグジュペリ。

こんなふうに、私も生きたい。

人生に正解はないけれど、
私が「なりたい人間像」は、きっとこういう人なんだろうなって思うのです。

移動中や静かなひとときに、ぜひサン=テグジュペリの作品を読んでみてください⭐️
あなたの心にも、きっと優しく響くはずです✨

最後まで読んでくださりありがとうございました!

ABOUT ME
ほわおぽ
関西在住♀ ブロガー2年生ᝰ✍︎꙳⋆ コスメ・美容や花言葉のこと書いています♡ 毎日更新中✏️